fooのカフェ巡りブログ

これまで石川、富山、東京、愛知で暮らして来ましたが、今は三重で暮らしています。好きなものは週末カフェのモーニングとのんびり読書。この二つを中心に色々なカフェの話を書いていこうと思います。

三重県 津市 珈琲銘香さんく

 日曜日、津市高茶屋にある

珈琲銘香さんく

にモーニングに行って来ました。 

 

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 このお店は各地でチェーン展開している喫茶店のらんぷやコメダと同じような雰囲気のお店で、広々とした店内が印象的なお店です。

 

 モーニングの時間帯でしたが、店内は家族連れや夫婦、暇つぶしにおしゃべりに興じる人々で賑やかな感じでした。

 

 ここのモーニングもドリンク➕トースト➕ヨーグルト➕ゆでたまごとスタンダードな感じですが、ヨーグルトがデザート感覚で付いてくるのが嬉しいですね。

 

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 トーストは5種類から選べるのですが、今回はヨーグルトにも合いそうなハニーにしてみました。

 

 店内はお客さんの数はが結構いましたが、店内が広いため大小のテーブルがたくさん用意してあり、のんびりと過ごせます。

 

 さて、モーニングに加えて、私のもう一つの楽しみであるところの読書について、今回のお供は小林泰三の「αΩ」と高橋克彦の「ドールズ」です。

 

 ドールズは推理要素の強い怪奇小説で、「江戸時代の人形師の魂が現代の子供に宿った」等のキャラクター性に面白さはありますが、個人的にはホラー小説が読みたいと思って、先の小野不由美残穢と一緒に手に取った本だったので、殺人事件の犯人探しに主眼をおくミステリー要素が強すぎてどうも期待外れな感が否めませんでした。

 

 また、私はミステリー、推理小説の分野では、いわゆる「刑事モノ」が好きで、最近では曽根圭介の「図地反転」を読んだりしています。

 

が、そのせいもあってか今回のドールズの様に喫茶店の店主等のいわゆる一般人が事件に巻き込まれ、独自に犯人を探していくストーリーのモノには、よっぽど上手く描写をしてもらわないとどうにもリアリティを感じ難くなってしまっている様な気がします。

 

 なので、同じ謎解きの話でも、私の想定外の原因に話が進んでいく事の多いホラー小説に気が惹かれるのかもしれません。

 

 そして、もう一冊のαΩはSF作品です。

 しかし、例えばスティーブンキングの作品の様な謎解きの中にSF要素が入って来ると言ったライトなSFではなく、砂の惑星スターウォーズの様に世界観自体がSFなハードなタイプのSF作品です。

 ただ、αΩの場合、最初は訳のわからない造語の様な単語を読み解きつつ、ストーリーを追っていくと、あるところから何処かで聞いた事のある様な要素(有り体に言うと、ウルトラマンの様な要素)が入って来て、地球の日本に場面が定まるに至って一気に読みやすくなると言う小説でした。

 

 この様な感じで、今週は珈琲銘香さんくでこの二冊の本を読んで空想の世界に浸りつつ、週末のひと時をのんびりと過ごしたのでした。